初めてのベトナム!
今回は2週間、南のホーチミンから快適スリーピングバスに乗って途中ニャチャン~ホイアン~ダナン~フエに滞在しながら最終目的地ハノイを目指すベトナム縦断ぶらり旅です。
スリーピングバスとはその名の通り座席がほぼフラットになって足を伸ばして快適に寝ることができるバスで、以前カンボシアで初めてその座席を見たときはとても衝撃的でした。
途中立ち寄ったベストシーズンを迎えるベトナムのハワイと言われるニャチャンビーチとダナンビーチも期待以上の素晴らしいところでしたのでご紹介したいと思います。
①出発はホーチミンから前編
2016年7月27日(水)
初めてのベトナム、ホーチミンへ。
事前にネットやガイドで確認すると、ベトナムでは三大都市(ハノイ・ダナン・ホーチミン)の中でホーチミンが一番治安が悪いとされ、バックを切り裂く手口の盗難、市場でのスリ、スマホやバッグのひったくりなど危険情報がいっぱいです。
特にトラブル100%のシクロには絶対乗るな!というのも気になります。
かなり不安な気持ちでタンソンニャット(ホーチミン)国際空港到着です。
タンソンニャット(ホーチミン)国際空港入国審査(ビザ無条件)
ビザは15日以下の場合不要ですが、入国審査時にそれを証明する滞在期間内の出国エアチケット(Eチケット)提示が必要です。
しかし審査はそれだけです。
他に入国用書類も必要ないため簡単に終了。
初めてのベトナムにサクッと入国です。
タンソンニャット(ホーチミン)国際空港携帯SIM価格
最初にまずiphoneをインターネットに接続するために携帯SIMを購入です。
空港ロビー一番左側のショップでデーター専用9G(1ヶ月)120,000VND(600円)を選択。
滞在期間は2週間、5Gでも良かったのですがわずか100円違いだったので念のため多めを選択。
購入したSIM。
同じロビーのショップでも価格が大きく違う為それぞれ確認した方がいいと思います。
また空港をでたところにもいくつか携帯SIMショップがありました。
タンソンニャット(ホーチミン)国際空港両替注意!
そして両替です。
クレジットカードを利用してATMでキャッシングする予定でいましたが、空港からのバスで現金を抜き取られた旅行記を思い出し、持っている手持ちの1万円札を交換レートの良かった一番右側の両替所で交換。
ただ交換レシートが無かった為、おかしいと思って確認すると桁違いの両替詐欺!
※ 正しい金額:10,000円⇒2,093,000VND
実際の金額:10,000円⇒2,009,300VND
約83,700VND不足です。
その場で指摘して両替も完了。謝罪もなく確信犯のような感じでした。
わずか400円でもベトナムでは4食分、許しません!
このパターンは多いそうなので気を付けて下さい。
また空港内、市内どちらもATMはいっぱいありますので、やっぱり現地通貨の入手は確実で手数料が少ないクレジットカードのキャッシングが良さそうです。
ホーチミン空港から市内へのバスについて
そして空港から市内までは新しく運航が始まった旅行者向け市内行き専用バスとローカル路線バスが走っています。
料金は新しい専用バスは5Km以上の場合20,000VND(100円)5Km未満が12,000VND(60円)。ベンタインバスターミナルなら5km以上です。
自分の泊まるホステルの場所を伝えると料金と降りるバス停の場所を教えてくれました。
運行時間は朝5:30から深夜1:00まで。
これなら路線バスの運行が終了(18時)してもタクシーを使わずに安く市内へ行けそうですね。
各停留所に止まる路線バスの料金は5,000VND(25円)。
荷物が大きいときは更に5000VNDで10,000VND(50円)※車内に案内表示有。
※2017年1月路線バスにも乗ってみました。実はこちらもすごく快適!!
乗り場は空港の出口正面に専用バスが見えます。
その前がシャトルバス。路線バスは更にその少し前の緑色車体の152番です。
今回は初めてなのでルートを確認後、快適で早く市内に着く専用バスを選択。
当然不審者の乗車もなくとても快適です。
路線バスはペンタインバスターミナル(ホーチミンバスセンター)が終点ですが、この専用バスは更にその先の公園沿いを走ります。
乗車時にホステルの場所を伝えていたので降りる時を乗務員が教えてくれました。
ヴィンテージホステルサイゴン
今回利用したホステル。Agodaで一泊朝食付き722円。
繁華街近くでツアー会社も多く、立地がとても良かったです。
追記:2019年1月 ホーチミンのこの周辺で一番おすすめホステルはシティポシュテルというホステル!!新しく最高でした!!
※2019年 実際に泊まって調査したホーチミンの一番おすすめホステルとは?
スリーピングバスチケットの購入と予約方法
2019年1月追記
現在はバスの価格比較や予約もインターネットで簡単にできるようになっています。インターネットでの購入が不安な方は価格だけでも確認して現地でバスを見てからそのバス会社で購入するのもいいかもしれないですね。
「vietnam bus」で検索すればすぐにバスチケット比較サイトがいっぱい出てきますよ!
ご参考に!
ハノイまで実際に乗って、後から分かったことも含めて説明したいと思います。
バス会社の選び方
バスはそれぞれトイレ、WiFi付などの設備や料金が同じルートでも旅行会社によって異なります。
古く狭そうなバスもあったので料金だけでなく必ず使用するバスを確認した方がいいと思います。
今回申し込んだのは「ナムフォントラベル」
※2019年追記「ナムフォントラベル」は閉業していました…(-_-;)
実は事前にトイレ、WiFi付きで見た目にも豪華そうなバス「フォンナムトラベル」(下記画像)で申し込む予定でしたがバスの色やロゴ(同じ黄色の車体に赤文字)が似ている「ナムフォントラベル」に間違えて申込んでいました。
乗車時にバスにWiFiが無く間違ったことに気付きました(-_-;)
まぎらわしい社名が多いのでご注意を!!
申し込もうと思っていた「フォンナムトラベル」バス。
チケットの選び方
バスチケットは次の行先までの短区間で購入する方法とホーチミンからハノイまでのオープンバスチケットを購入する方法とがあります。
オープンバスチケットはホーチミンからハノイまでの途中に滞在する箇所が多ければ金額が高くなります。1ヶ月の有効期間がありそれぞれの出発地点で前日までの予約が必要です。
今回購入したのは、ホーチミン⇒ニャチャン⇒ホイアン⇒フエ⇒ハノイのオープンバスチケットです。
料金は43USドル。
事前にネットで調べた内容では、違うバス会社ですが最安値で37USドル。
週末出発は少し高くなるということでした。
ベトナムドン表示だと1,100,000VNDとかなり割高になっています。
今回週末でもあり少し高いですが、その場でネットで43US$をVNDに正確に換算して交渉した結果950,000VND(約4,350円)で翌日夜便を申込しこむことができました。
後から分かったこと3点
①オープンバスチケットで選ぶなら大手旅行会社が無難。
大手のバス会社はハノイまで各出発地点に営業所がありますが、小さなバス会社は自社の営業所が無く他のバス会社に委託して運航するため途中からバスの内容も変わってきます。
今回申し込んだ「ナムフォントラベル」はそのパターンでホイアンでは記載されていた住所に営業所が無く探すのが大変でした。またバスもホイアンからトイレ無しです。
ちなみに各出発地点毎ににちゃんと営業所がある大手旅行会社は「シンツーリスト」です。
しかし同名の偽物がいっぱい?あるそうなのでそこには注意して下さい。
※2016年11月「シンツーリスト」の料金と場所がわかりました。
②必ずしも通しのオープンチケットの方が安いと言う訳ではなかったです。
どの滞在先にも多くの旅行会社があり、簡単に次の行先までの安くて設備のいいバス会社を選ぶことができます。バス会社が多く競合している為一区間の購入の方が料金が安くなっているみたいです。
今回申し込んだ950,000VNDであれば、その都度購入した方が安かったことがあとで分かりました。単品購入の合計は概算で約700,000VNDぐらいです。
ホイアンからダナン区間は安いローカルバスも利用できます。
③バスの出発地点と到着地点
バス会社によってそれぞれ異なります。出発地点はバス営業所が多かったです。
到着地点は、その街のどこかで営業所ではありませんでした。これもバス会社によって違います。
ホーチミン観光
とりあえずバスチケットが手配できたのでホーチミンを散策です。
泊まったホステル前の通り。
まだバイクが少ないです。
少し怪しい路地裏は安い屋台がいっぱいです。
屋台での食事はだいたい100円から200円。
ビールは50円です。
左右骨董品の店が並ぶ通りがありました。
サイゴン川沿いの遊歩道。
公園にはいろんなフィットネスマシンが設置されています。
チャンフンダオ像。
中国の元がベトナム首都タンロン(現在のハノイ)を侵攻をした時、勝利し阻止したのがチャオフンダオ将軍です。
ドンコイ通り。
日本の表参道みたいな感じです。
サイゴンオペラハウス。
観覧席は「aah! 」「ooh! 」「wow!」とリアクションの表現で分かれていて面白いです。
ホーチミン人民委員会庁舎。
古代ローマ建築様式を再現。
ベトナム戦争終結の地、統一会堂。
入場料は大人一人30,000VND(150円)。
屋上に売店があったのでビールタイム!
映画館。
射撃場もあります。
旧南ベトナム大統領官邸、執務室、ベトナム戦争終結に向けた内容が展示されていました。
ベンタイン市場。
衣類から食料品等なんでも置いてあります。
観光客向けの広いお土産屋市場です。
いろんなものがあって楽しめますが商品価格はホーチミンで一番高く他店の5~10倍くらいの設定です。
また偽物も多くありますので購入時は注意して下さいね!
夜、泊まったホステルの周りはバーも多くとても賑やかでした。
まだ人は少ないですが時間が経つにつれ道沿いは人でいっぱいに!
スポーツバーに入ったら従業員のお子様がビリヤードで遊んでいました。
こんなおしゃれなバーでもビールは150円。
とても安いです。
ついつい飲みすぎてしまっても1,000円も掛かりません!
食事も安く思っていたより治安も良く楽しめました。
雨季なので晴れていても急に雨が降ったりもしますがとてもいいところです。