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2020年 ダイヤモンド会員のJAL修行 最上級ステータス維持にはどれくらいかかるのか?

2020年 ダイヤモンド会員のJAL修行 最上級ステータス(ワンワールドエメラルド)維持にはどれくらいかかるのか?

 

2020年3月末でJALダイヤモンド会員の期限が切れる為、FOP(フライオンポイント)2倍キャンペーンを1月に設定。久々にステイタス維持のJAL修行することにしました。

 

最近JAL修行も広く認知され、JGC会員の資格条件達成の為だけに飛行機に乗る人も増え、いつしか猫も杓子もJGC会員と言われる時代。

専用ラウンジも席に座れないくらい混み合い、国内線では優先搭乗対象者が乗客の半分以上占めることもしばしば。

もはやJGC会員だらけのJALですが、それでも最上級のワンワールドエメラルドステータスは世界最強!海外旅行では欠かせない存在になっています。

 

そもそもJAL修行とは、

会社のお金、出張などで航空券を購入できない庶民(自分)や学生が、発券ルール上問題ない裏ワザを見つけ出し、当時ほんの一握りであった永久上級会員であるJGC会員にいかにお金を掛けずになるかを考え実践する手段でした。

例えば海外乗り継ぎ便としての国内線は、海外航空券と同時購入で海外旅行の前後に期日指定なく日本全国どの区間でも5,000円ということも。

海外に行く時も前後の日程に無駄に沖縄往復をつけたり、海外発券では国内線4区間も格安で付けることも可能でしたのでそれらを活用する人達も。

もちろん普通に国内線を買うより国際線航空券をと一緒に買った方が安くなるため、旅行好きの裏ワザでもありました。本来の乗り継ぎ便としての使用方法とは逸脱していますが、発券ルール上は問題がなかったのです。

JAL修行はそんな裏ワザやルートを見つけることも楽しみのひとつだったのです。

しかしどんな小さな裏ワザもネットですぐに拡散される時代。

おいしいお得な裏ワザは、すぐにルール改正されて使用できなくなります。

そんな今の改正が続くJAL運賃ルールの中でどれくらいの金額でワンワールドエメラルドステイタスを維持できるのか?

最適な方法を考察し、JALダイヤモンド会員の特権をフルに活用して実践してみたいと思います。

とりあえず達成目標は、現在JALダイヤモンドですが、同じステイタス(ワンワールドエメラルド)が得られるJGCプレミア(80,000FOP)とします。

計画(予約発券)ではJGCプレミアですが12月末まであるのでその後ダイヤモンドに向けてのんびり検討したいと考えています。

またJAL修行ということについては、ブログやYouTubeで多々紹介されているため、JGCとは?など基本的な内容やJALカードツアープレミアについては割愛させていただきます。

 

補足

JALダイヤモンド会員なので以下のメリットを活用します。

パチンコでいう確変状態(例えが昭和ですみません)

①特典60,000eJALポイントが利用可能。

②130%のボーナスマイル加算。

③FOP2倍キャンペーン利用。

※この後の数値は全てこのメリットが反映されていますのであしからず。

 

また別にJALカードのオプション、ツアープレミアム加入も必須。

運賃クラスに関わらずマイル100%獲得することができます。

獲得マイルは、eJALポイントに変更して航空券購入可能な為、これはこれでとても重要なことなのです。

 

JGC会員を目指す方にも条件が違い獲得マイルも異なりますが、ルートや考え方は共通すると思いますので参考になると思います。

先に結論から!

 

今回計画でのJGCプレミア達成は、実質FOP単価は1.88円。
かかる費用は実質152,418円。の予定です!

 

JALダイヤモンド会員の破壊力はほんとすごいですね!

 

まだ進行途中ですがルート内訳はこんな感じです。

①KUL-SIN-羽田ー石垣 プレミアムエコノミー 47,807円(往復運賃の片道分)

②石垣ー関西 ウルトラ先得(当日クラスJへグレードアップ)10,760円

③関西ー石垣 ウルトラ先得(当日クラスJへグレードアップ)13,640円

④石垣ー羽田ーバンコク 期間限定運賃(Qクラス) 31,760円(往復運賃の片道分)

※国内線当日クラスJへグレードアップ

⑤バンコクー羽田ー石垣 期間限定運賃(Qクラス) 30,850円(往復運賃の片道分)

⑥石垣ー羽田 ウルトラ先得 10,190円

⑦羽田ー石垣 ウルトラ先得 10,190円

⑧石垣ー羽田 ウルトラ先得 10,190円

⑨羽田ー石垣 ウルトラ先得 10,190円

⑩石垣ー羽田(SO) 

ここから2月以降(FOP2倍がなくなります)

 成田ーKUL プレミアムエコノミー 47,807円(往復運賃の片道分)

⑪KUL-SIN-羽田(SO)

 羽田石垣 プレミアムエコノミー 47,807円(往復運賃の片道分)

⑫石垣-羽田(SO)

 成田ーKUL プレミアムエコノミー 47,808円(往復運賃の片道分)

計画(予約)はここまで。

総FOP 73,172+JALカード初回フライオンポイント8,000=81,172

航空券合計319,000円

FOP単価3.92(初回特典含)

獲得マイル 71,055(106,582円相当)

航空券合計319,000円ー60,000円(特典)-106,582円(マイル)=152,418円

実質FOP単価1.88円(全ての特典含)

 

それではステイタス維持を目的としたJAL修行で上記旅程を計画した理由、及び最適ルートの考え方について解説させて頂きます。

 

まずは効率を上げる考え方について

 

①実質FOPとは?FOP単価だけでなく獲得マイル数も重要!

 

効率さを確認するうえでFOP単価がよく使用されます。

これはFOP1ポイントに対していくら料金が掛かったかということです。

※FOP単価が5円だったら80,000FOP達成するには400,000円も掛かるということ。

FOP単価は低いほどいいということです。

しかし本当の効率は獲得FOPだけでなく獲得マイルを含めて検討しなければ正確ではありません。

それは獲得マイルが10,000マイルで15,000eJALポイントに交換可能で、その後の航空券購入にも利用できるからです。

つまり獲得した1マイルを1.5円として航空券代から差し引いて考えることにより実質FOP単価がでてくることになります。

例)10,000円の航空券で2,000FOP獲得した場合のFOP単価は5円

同時に2,000マイル獲得した場合2,000マイル=3,500円相当を航空券から差し引き

実質FOPは3.25円となります。

なので距離の短い羽田-沖縄便のファーストクラスもいいですが、シンガポールやマレーシア等マイルががっつり貯まる中距離海外路線が選ばれるのです。

 

②最強チケットは国際線に含まれる国内運賃

 

これは、JAL修行の基本。本来マイル及びFOP積算率は、料金が高い航空券ほど高く、割引で料金が低いほど低くなりますが、「国際線に含まれる国内運賃」という方法だと一番高い運賃1(Yクラス)が安く購入できるということです。

国際線に含まれる国内運賃とは国際線に接続する国内線(海外乗継便)のことです。

現在のJAL国内最長路線は羽田ー石垣便

つまり、いかに格安海外航空券を探してJAL国内最長路線(羽田ー石垣)を組み込むかということが、一番効率よくFOPが稼げるポイントとなり、これは、昔から変わっていません。

 

但し残念ながら、2021年2月よりANA同様、JALも国際線に含まれる国内運賃も航空券の金額に合わせて変更されるためこれまでのようにはいかなくなります。

 

③実質FOP単価の比較こそ一番効率のいいチケットが見つかるということ!

 

エコノミー運賃よりプレミアムエコノミー運賃の方が実質FOPが低くなる場合もあったりします。

例)マレーシア発券 マレーシアー石垣島ルートの場合

エコノミーの場合国際線区間の運賃クラスO(マイル50%加算)と低い為、FOP単価は4.0、実質FOP単価は3.7。

それに対してプレミアムエコノミーは国際線区間の運賃クラスR(マイル100%加算)はFOP単価4.1ですが、獲得マイルが多いため実質FOPは3.5!

つまりエコノミーよりもプレミアムエコノミーの方がお得ということになります。

ただこちらも残念ながら2020年10月よりルール改正。プレミアムエコノミーでも運賃クラスE(マイル70%加算)に変更になるため実質FOP単価は下がることになります。

 

それでは上記の実質FOP単価の考え方を踏まえてルート選びをご覧ください。

いま一番効率よくFOPポイントを稼げるルートとは?

 

①まずは国内線。正攻法での一番実質FOP単価が良いルート

 

海外乗り継ぎ便利用より実質FOP単価が低いパターンがありました。

羽田空港ー新石垣空港(1月ウルトラ先得)10,190円

※2月以降は少し設定運賃が高くなりますので1月限定です。

獲得FOP 1836×2=3672 FOP単価 2.78円

獲得マイル 2417(ボーナスマイル含)3625円相当

実質FOP単価 1.79円

※FOP2倍キャンペ―ン、ツアープレミア利用

 

往復で 7344FOP 実質FOP単価 1.79円

 

計算上では1日2往復5日間で10往復で73,440FOP JALカード初フライトポイント8000FOPを加算して81,440FOPでJGCプレミア達成。

費用は10,190×20=203,800円

獲得マイル 48,340マイル 72,510円相当

ダイヤモンド特典 60,000eJALポイントを差し引くと 71,290円!!

計算上は一番!!
つまりダイヤモンド会員なら最安の約70,000円の出費でJGCプレミアを達成できるということになります。

 

2020年1月度は販売終了しましたが、もしも2021年1月も同運賃設定ならJGC修行の方で即完売になりそうですね。

※販売は基本330日前からです。

ただ現実的には1月のうち5日間石垣島10往復するのは厳しいですし、また旅行としても全く面白くありません。上記金額のチケットを5日間全て確保するのも難しい為あくまでも計算上の話としますが、全てのルートでこのルートが一番お得であることは間違いありません。また石垣10:15着19:25発として10日間に分けて10往復としても、石垣島観光は楽しめますがさすがに飽きそうですね。

なので他の、「旅行を楽しめるルート」についても検討します。

 

②今だけお得なルート(政治的背景で現在格安のJAL路線)

 

ソウルー羽田ー石垣島(ソウル発券往復約44,000円)※為替により前後します

ソウルー羽田(Oクラス) 羽田ー石垣島(Yクラス)

獲得総FOP 11,730  FOP単価 3.75円

獲得マイル 8,132マイル 12,198円相当

実質FOP単価 2.71円

このチケットのポイントはソウル発券でソウル発となりますが、ストップオーバーが往路、復路共に1回無料の為ソウル旅行と石垣島旅行を別に計画することが可能。

日程をかなり自由に組むことができます。

例)1月12日ソウル-羽田(羽田でストップオーバー)

1月17日羽田ー石垣島

1月19日石垣島ー羽田(羽田でストップオーバー)

1月24日羽田-ソウル

この繰り返しで週末ごとに、または一ヶ月毎にソウルと石垣島を順番に格安で楽しみながらFOPを貯めていくこともできます。(ただし一番最初と最後のソウル便はマイルやLCC等の片道発券や、往復チケットを前後につける方法で手配が必要です。)

今回はステイタス維持のJAL修行のことで紹介していますが、もうお気付きの人もいると思います。

JGC目的のJAL修行ならばこれが一番利用しやすいこと。

 

そしてもう一つは

旅行好きとしての超裏ワザ!

 

なんと繁忙期の国内旅行に応用できてしまうのです!

チケットの有効期間はなんと6ヶ月なのでゴールデンウィーク期間等繁忙期に羽田-石垣島往復を格安で手配できてしまうのです!

つまり国内旅行を目的としたソウル発券とした場合、沖縄や北海道などどこでも応用できるとてもやばい発券方法とチケット!

もちろん国内線が繁忙期価格の半額以下で購入できる本来あってはいけないチケット。

しれっと記載しましたが、話題になればすぐに終了するかも?

 

 

③海外発券で一番実質FOP単価が良いルート。定番のクアラルンプール発券(プレミアムエコノミー)

 

これは今、海外発券で一番FOP単価が安く効率がいいルート

クアラルンプールー成田ー石垣島

(クアラルンプール発券プレイミアムエコノミー往復約94,000円)※為替により前後します

クアラルンプールー成田(Rクラス)

羽田ー石垣島(Yクラス)

獲得総FOP 21,406  FOP単価 4.39円

獲得マイル 20,984マイル 31,476円相当

実質FOP単価 2.92円

このルートのポイントは、距離が長くマイルが稼げることです。しかしエコノミー運賃はルール改正され金額は安いのですがマイル及びFOP積算率が低く、プレミアムエコノミーの方が高額ですが実質FOP単価は低くお得になっています。

 

④日本発割引運賃で一番実質FOP単価が良いルート。期間限定価格の羽田ーバンコク35,500円利用ルート

 

これは今(2020年1月)、日本発のJAL海外路線で一番安く効率がいいルート。

考え方は上述の通り、ルートの長い格安海外路線に羽田石垣島路線を組み込むパターン

しかも日本発券なので支払いにマイルから変換したeJALポイントを利用できます。

石垣島ー羽田ーバンコク 往復約61,740円

石垣島ー羽田(Yクラス)

羽田ーバンコク(Qクラス)

獲得総FOP 13,174  FOP単価 4.69円

獲得マイル 9,590マイル 14,385円相当

実質FOP単価 3.59円

週末バンコク旅行なら結構楽しめそうですね。

 

 

久々にいろいろルートを調べた結果が上記のパターン。これらの組み合わせなら楽しく旅行をかねた修行になりそうですね。

ただ具体的なルートは、上述しましたがソウル線は個人的に興味が無いので外しました。

あと海外発券のクアラルンプールまでの片道はデルタ航空特典航空券を利用。

これは「ニッポン500」で以前より獲得したマイルによる特典航空券。

費用は諸費用のみです。

まだ知らない方は「デルタ ニッポン500」で検索してみて下さいね。

 

さて今回は特別な裏ワザは発見できませんでしたが、しかしまだお伝えしていない秘密があります。

裏ワザ?

 

もう実践ルートでも記載しましたが、海外発券でもネットに出てこないルートや航空券が……実は存在します!!

海外発券も今は発券国JALホームページで日本語で申し込みができるようになりとても簡単です。

しかしその表示されるルートはとても限られています。

例えばマレーシア発券の場合はマレーシアー成田の直行便のみが表示されます。

本当はシンガポール経由羽田便も同金額設定で存在し変更可能なのです。

今回もクアラルンプールーシンガポールー羽田ー石垣島とスムーズに乗継できるように変更して発券しました。

成田ー羽田間の移動は時間的にも金額的にも無駄となりますが、ほとんどの人が知らずに成田便にしています。

更にこの旅程もストップオーバーを使えば海外と国内と切り離した旅行となり、単純往復ではなく日程に余裕ができる分とても楽しめるものとなります!

 

もしかすると海外発券、調べればもっとすごい裏ルートがあるかもしれないですね。

知らんけど (*´з`)

 

最後におまけ、未確認裏ワザをご案内します!

ただし今回は利用していない為未確認とさせていただきます。

実はマレーシア航空は、航空券購入時に国内乗り継ぎとしてJAL国内線(指定路線)を申し込むとなんと1区間わずか2,000円で販売されていました。

ホームページでの記載はなく、電話のみの発券で知る人ぞ知る秘密の航空券。

もちろんこのチケットはマイル100%積算のYクラス。

つい2年前の話ですが、そのあと3,000円になったとか?

マレーシア航空のビジネスクラスが年数回バーゲン価格になりますので、それに羽田ー沖縄などを付ければFOP単価最強爆弾チケットになります。

仮に料金が少し高くなっていてもかなりお得です。

興味のある方はバーゲンプライスの時に電話で聞いてみて下さいね。

もう終了してたらすみません。

 

 

追記

先日、羽田バンコク便に搭乗した時、JALダイヤモンド会員とJGCプレミア会員だけでなんと40~50人。

もうJALの中ではJGC会員だけでなくダイヤモンド会員も特別な存在では全くないのですね。

2年前くらいまではまだインボラ率も高く特別待遇を感じれたのですが、今は全く感じられません。

非常口前座席も早々に埋まって予約困難。

今後はネコも杓子もJALダイヤの時代みたいです。

JALファーストクラスラウンジも以前の高級酒がなくなり、サラダはミニトマトまで削減されていました。

ワンワールド系のファーストクラスラウンジは今でも最高ですが、過去の体験記などを目にしてダイヤを目指す人はあまり期待しな方がいいかも?

ちゃんちゃん。

KATSU

 

追記 2020年12月

結局コロナの影響によりクアラルンプール発券分は全て欠航(現在オープンチケット扱い)。

9月以降に国内線1予約につき1000eJALポイントがもらえるキャンペーンを利用して修行再開!

無事JGCプレミアまで達成することができました!!

搭乗回数30回

航空券総額338,035円

獲得マイル65,180(97,770円相当)

実質費用 338,035円ー97,770円=240,265円

FOP 80,070

実質FOP単価 3.00

当初の予定よりは予算オーバーですが、国際線が利用できない中ではまずまずではないでしょうか?

獲得FOPは少ないですがGOTOトラベルも利用!

JAL修行を兼ねて沖縄で小型船舶免許まで取得!!することができました!

実は小型船舶免許取得費用は全国で沖縄が最安なのです!

詳しくはまた記事にしたいと思います。

JGCプレミアの資格は2022年3月末までなので、次は2022年1月~3月で防衛修行再開するかもしれませんが、国際線が利用できないとせっかくのワンワールドエメラルド資格も意味がないため様子をみながら検討したいと思います。

最近は金額を気にせず国内線ファーストクラスを利用するセレブ修行僧が増えてきましたが羨ましいかぎりです。

株主優待券利用のファーストクラスでも半年以上先までほぼ予約完売って?すごいですよね!

コロナ渦で厳しい航空業界ですが、国際線機材を使った国内長距離路線(北海道⇒石垣等)を開設して頂ければFOP目的の修行増で絶対即完売になりそうなのに…。

JALさんやってくれないかな~!

なんにせよワクチンがゲームチェンジャーとなっての国際線復活が一番望ましいのですが、早くコロナ収束して欲しいですね。

それまでは国内旅行を満喫!ですね!

KATSU

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