大人旅のブログ

2019年 ベトナム バイクで縦断の旅!! Saigon to Hanoi by Motorbike !!

2019年レンタルバイクを借りてのんびりベトナムを縦断してみました!(実走行距離2,700km)

 

50代の英語も拙いおっさんが一人でバイクを借りてのんびりベトナム縦断旅行したお話。

ビザの取り方から免許証の書き換え、乗り捨て可能なレンタルバイクに縦断ルートや費用等、今回実際に行った内容について詳しくご紹介致します!

これから行かれる方の参考になれば幸いです!

期間 2019年1月10日~2月3日(25日間)

旅行費用 58,435円 (詳細は下記、航空券は含んでいません)

 

縦断走行ルートの決め方は?

 

今回の走行ルート

ホーチミン ⇒ ブンタウ (1泊)⇒ ムイネー(2泊) ⇒ ダラット(3泊) ⇒ ニャチャン(3泊)⇒トゥイホア(1泊)⇒クイニョン(1泊)⇒ホイアン(2泊)⇒ダナン(2泊)⇒フエ(2泊)⇒ドンホイ(1泊)⇒ビン(1泊)⇒ニンビン(1泊)⇒ハロン(4泊)⇒ハノイ

実走行距離 2700km(滞在市街走行含む)ほぼ日本縦断と同じ距離でこんな感じ。

※グーグルマップルート表示はこのページに埋め込むとなぜかバイクが走行できない高速道路等最短ルートに変更されてしいます。大体のイメージとしてご覧下さい。実際の詳しいルートは旅行記で!

ルートの決め方は、滞在日数によっても異なります。

例えば縦断だけを目的にするならば、整備された1号線で1日400km走れば5日で可能。

日数によって走行距離も変わります。

しかしこの旅行中も何度も海外のベトナム縦断サイトを拝見してルートも調査しました。

その時にただバイクで縦断することが目的では無く、何を目的に縦断するのかという点に強くこだわりを持ち、ルートを計画していることにとても衝撃を受けました。

海岸沿いばかり走り誰も知らない最高のビーチを見つける!

山岳コースを中心に絶景オフロードを楽しむ!

旅行者が訪れないような村を調べて回る!

主要観光地や世界遺産を全部バイクで回る!などなど

今回の走行ルートは単純に自分の行きたい観光地を回るルート…。

いい悪いということではなく、その発想の違いに刺激され、完走後また新たに他の目的でベトナムを縦断してみたくもなりました。

バイクは縦断の手段であって、ベトナムでしたいことは?と考えると、

次は国境沿い山岳ルートをオフロードバイクで回りながらマイナーなベトナムにも触れてみたいなんて思ったりもしています。

たしかにバイクは危険で縦断するだけでも大変なので、縦断が目的でもいいと思います。

ただその日程の中でも、絶対行きたい場所や必ずしたいことを考えて計画してみてはいかがでしょうか?

期間に関係なくきっと計画段階からわくわくする素晴らしい旅になると思いますよ!!

また人の基準に左右されず自分自身の価値観で計画して楽しんで下さいね!!

 

縦断のおすすめ時期は?

 

ベトナムのベストシーズンは12月~4月。

今回はそのベストシーズンと言われる期間、1月~2月でしたが、結果南部はとても良かったのですが、北部は寒く雨季のような雨の日も続きました。

それでも雨季よりは明らかに雨の日が少ないので短期間ならこの時期がいいのかも。

ただベトナム旧正月期間(1月下旬~2月上旬:毎年変わります)はバイク修理店舗を含めホテルや飲食店以外休みに入ります。

帰省客によって電車やバスも予約が取りにくくなるためこの期間だけは避けた方が無難ですよ。

それでは雨季は?

以前スリーピングバスで縦断したときは7月~8月。

スコールもありましたが透き通る青い空でとても快適でした。

雨は気になりますが、ビーチ好きな方は北部のビーチも賑やかなこの時期がいいかもしれないですね。

自分自身もバイクなら、今度はこの時期に行ってみたいと思っています。

この時期のベトナム縦断旅行記はこちらでどーぞ!

※2016年 初めてのベトナム! スリーピングバスでベトナム縦断の旅

 

と言う訳で、おすすめは、晴れる日が多いベストシーズンですが、雨季は北部も温かく捨てがたい…。

結局は好みなのかな?というあいまいな感じですみません。

 

準備編

 

①長期ビザ

 

まずはビザの取り方ですが、30日以内でしたら試験運用の電子ビザが一番安くて簡単。

しかし今回は年末年始を含め約2ヶ月の滞在。

ビザは事前に日本でも取得できますがその金額や手間を考えると、やはり安くて手軽なアライバルビザがお勧め。

費用は今回発行したマルチ3ヶ月観光ビザで招聘状(しょうへいじょう)US29ドル、空港窓口での手数料がUS50ドルの合計US79ドル(約8700円)。

ちなみにシングル3ヶ月観光ビザは招聘状US19ドル、空港窓口手数料US25ドルで合計US44ドル(約4,850円)

近隣のカンボジアやラオス、タイに行くことも考えマルチビザにしましたが、結局は行かなかったので安いシングルビザにしておけば良かったと後から後悔です。

招聘状はネットで簡単に手配可能ですが、なかには高額な手数料をとるサイトもありますので気をつけて下さい。

詳しくはこちらで!

2019年 ベトナムアライバルビザは安くて簡単!!

 

②運転免許証について

 

次に免許証。(50㏄以下のバイクは無免許で運転可能)

日本発行の国際免許証はジュネーブ条約未加盟のベトナムでは無効になります。

しかしベトナムで日本運転免許証をベトナム免許証へ書き換えることができることを知り今回実践してみました。

手続きはとても簡単ですが、発行までに最低10日間くらいかかるのがネック。

ビザ無しの15日以下滞在で検討される方にはちょっと厳しいかも。

日本免許証からベトナム免許証への書き換えの詳しい流れはこちらをご覧ください!

2019年 日本の運転免許証をベトナム運転免許証に書き換える方法、実は簡単!

 

③バイクについて

 

そしてバイクの準備!

今回は「Style Motorbikees」というレンタルバイク屋を利用。

ベトナムのホーチミン、ホイアン、フエ、ハノイに店舗があり、どの店舗間でも乗り捨て可能な、まさしくベトナム縦断するためのレンタルバイク屋です。

当初は中古バイク購入と完走後の売却も検討しましたが、名義未変更など違法の場合は、検問での没収や、事故時海外旅行保険が適用されないこともあることを知りレンタルを選択。

またとても新しい整備されたバイクを借りれるのも故障の心配が無く安心できて良かったです。

詳しくはこちらをご覧下さい!

2019年 ベトナム縦断ができるレンタルバイク屋さん!!

④ベトナム交通ルールについて

 

ベトナムで実際に走行してみて感じたことは、日本のように交通ルールを守れば安全と言う訳ではないということ。

交通ルールを守ることは当然ですが、守らない車両も受け入れ、危険を予測し自分の安全確保のため柔軟に対応していくということです。

具体的には、信号無視の車や逆走バイク等の違反車があることを常に意識して、その場合は違反車を優先して、安全のため自分は避けるということです。

また細い道から本線に合流する車両は、本線で走る車両を確認しないので、いきなり飛び出すように現れます。日本で例えると、交差点左側の道から全くこちら見ないバイクが飛び出し、合流するような感じ。これが一番多く危険を感じました。

そのような気になったベトナムの交通ルールや注意点はこちらの投稿にまとめましたのでご確認下さい。

2019年 ベトナム バイクで縦断、特に注意すべきベトナム交通ルールとは?

 

旅行費用

 

25日間の実際に掛かった滞在費用(実際にはその前後もベトナムに滞在していますので今回の縦断中費用のみ掲載します。10,000ドン=48円で計算)

ただ滞在費用合計は、25日間なので期間を短く検討されている方は1日平均価格で見ていただければ目安になると思います。また個人的に大好きなビール代の占める割合も高いのでどうぞ差し引いてご検討下さい!

宿泊費 24泊 12,913円(1泊平均538円)

※決して安いだけの宿ではありません。おしゃれで快適なホステルを厳選。ホステル名は旅行記に記載していますのでご参考に!

食費  25日  6,318円(1日平均253円)

※朝食付きのホステルが多くその分出費が少ないです。

レンタルバイク代(1ヶ月) 190ドル+クレジットカード支払手数料 合計21,173円

※期間やバイクを変更すればさらに安くすることもできます。

ガソリン代 23回給油合計 3,985円

※1リットル当たりのガソリン価格は約78円。日本と違って基本どのスタンドでも同じでした。金額から計算すると燃費はリッター51km。

オイル交換代 2回分 815円(正規ホンダバイクショップで工賃込価格)

観光代(泥温泉、クルーズ、駐車場等)3,161円

携帯SIM(1ヶ月)578円

お菓子代(おつまみ) 1,277円

ビール代 6,062円(108本:観光地やバーも含む)

雑費(ポンチョ等上記以外) 2,153円

合計 58,435円

出発前のホーチミン及び到着後ハノイの滞在費用は1日当たり1,000円(宿泊+食費+ビール)ぐらいです。

あと別途航空券が掛かります。

マイルを貯めるためにJALを利用しましたが、今は日本からベトナム直行LCCも就航しています。

お得に行くなら、べドジェットやジェットスター。

日程やセールによって片道1万円以下のフライトもあるのでおすすめです!

 

ベトナム縦断(詳細)旅行記 全19話

 

ゆるゆる旅行記ですが、絶景スポット、おすすめ観光地、絶品ローカル食堂や泊まったホステルを掲載!

行きたい場所を選んだり、ルート計画や滞在先など、参考にして頂ければ幸いです!

①ベトナム縦断第1区間 ホーチミンからブンタウ

 

②ベトナム縦断第2区間 ブンタウからムイネー

 

③ベトナム縦断第3区間 ムイネーからダラット

 

④ ダラット滞在記

 

⑤ベトナム縦断第4区間 ダラットからニャチャン

 

⑥ ニャチャン滞在記

 

⑦ベトナム縦断第5区間 ニャチャンからトゥイホア

 

⑧ベトナム縦断第6区間 トゥイホアからクイニョン

 

⑨ベトナム縦断第7区間 クイニョンからホイアン

 

⑩ ホイアン滞在記

 

⑪ベトナム縦断第8区間 ホイアンからダナン

 

⑫ ダナン滞在記

 

⑬ベトナム縦断第9区間 ダナンからフエ

 

⑭ベトナム縦断第10区間 フエからドンホイ

 

⑮ベトナム縦断第11区間 ドンホイからビン

 

⑯ベトナム縦断第12区間 ビンからニンビン

 

⑰ベトナム縦断第13区間 ニンビンからハロン

 

⑱ ハロン滞在記

 

⑲ベトナム縦断第14区間 ハロンからハノイ

 

 

最後にこれから行かれる方へ!

 

ベトナム、バイクで縦断の旅は、予想以上に素晴らしい充実した旅になりました!!

しかし、ベトナムでのバイク運転は、本当に危険と隣り合わせ。

日本と違って交通ルール違反は当たり前。

急に現れる道路の陥没も当たり前。

実際にヒヤッとする場面は数えきれないほど。

 

水を差すようで申し訳ないですが、

もし無免許で縦断を検討している人は絶対辞めた方がいいですよ!

日本で普段バイクに乗っている人であれば、ベトナムの免許があっても無くても、事故の可能性は変わらないと思いますが、なにかあった場合には一切保険が使えません。

そして、なによりも無免許運転は犯罪であるということです!

自己責任として無免許運転で捕まるだけなら罰金で済むかもしれませんが、事故となると他人を巻き込み加害者になることも十分考えられます。

先日もベトナムでバイク無免許運転死亡事故を起こし逮捕された外国人のニュースが掲載されていました。

もし日本でも無免許の外国人が同じようなことをすれば許せないですよね。

後悔しない為にもそれだけは無いようにお願いします。

免許書き換え等ベトナム免許が手配ができない場合は、免許の必要ない50CCバイクなら大丈夫です。

 

あと安全運転も当然ですが、何かあった時の保険やサポートは絶対必要!

今回はクレジットカード付帯海外旅行保険に確認をとり、サポートはレンタルバイク屋にお願いしました。

ベトナムでは事故被害者であっても相手の保険で済むことはまずないそうです。

救急車や病院も日本とは別物。

治療費が払えない場合は手当もしてもらえません。

必ず行かれる前に自分の保険会社へ利用できるのか確認してみて下さいね。

 

ベトナム縦断が目的ならバイク以外にも魅力あふれるスリーピングバスや寝台列車もあります。

とくにスリーピングバスは個室タイプもあり進化が凄いです!

※これは復路ニャチャンからホーチミンまで乗車したスリーピングバス

また寝台列車も新車両になってとっても快適に!

どちらもおすすめです!

 

なにより無理せず、安全重視でベトナム旅行楽しんで下さいね!

 

それでは、また!!

忘れられない素敵な旅を実現できるといいですね!!

 

KATSU

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