チェンマイからチェンライへはグリーンバスが安全快適!
チェンマイからさらにその北に位置するチェンライ。
そこはチェンマイよりひとまわり小さく、国境の町メーサイへの通過点でもあります。
そのチェンライへはバンコクから行く場合はLCCや長距離バスが主流ですが、チェンマイから行く場合はグリーンバスがおすすめです。
その利用方法について旅行記と共に失敗談を含めてわかりやすく紹介したいと思います。
2016年4月16日
ソンクラーンが終了し今度はチェンライを訪れてみます。
旧市街のホテルをチェックアウトしてターペー門前で流しの赤色ソンテウに交渉。
とても気のよさそうな夫婦が運転しているソンテウ。
ターペー門からバスターミナル(Googleにはチェンマイバスステーションと表示されます)までの料金は一人ということもあり50Bでした。
バスターミナルは駅より更に北側に位置しています。
約15分で到着。
そして今回利用するグリーンバスは入口から入ってすぐ左側にあります。
最初にこの機械で目的番号の整理券をもらわなければいけません。
当日乗車チケットは1番です。
ボタンを押して出てきた整理券をもって待ちます。
ちなみに2番のボタンは翌日以降のチケット購入となります。
順番がくると整理券番号が電光掲示板に表示されます。
チケット購入時はパスポートの提示が必要。
料金は166B。
運よく最短の20分後出発の便を購入することができました。
バスターミナルは安く食べられる食堂や売店もありますので待ち時間が長くても楽しめそうです。
バス乗場はチケットに記載されています。
今回は19番と20番の間。
念のためバスナンバー「X130」も確認。
シートは2列+2列で普通でしたが足元は少し広く快適です。
今回のチケット。
乗車前にはきっちりシートベルトチェックがありました。
出発するとすぐパンと水が配られます。
チェンライまでは山道が続きますがこのグリーンバスはスピードも出さずとても安全運転。
約3時間でチェンライバスターミナル2に到着。
ここはチェンライ郊外の長距離バスが入れる新しくできた広いターミナルです。
しかしここはまだ市街ではありません。
間違えてここで降りないように気を付けて下さい。
更に10分くらいでチェンライバスターミナル1(終点)に到着です。
バスターミナル1は工事中でとても狭かったです。
今回予約したホテルはここから歩いて10分のところにあります。
ホテル カンラヤプレイス。
Agodaで一泊一室税サ朝食込で2,669円。
クロックタワーも近く、繁華街の通りなので飲みすぎても大丈夫。
市場やナイトマーケットも徒歩圏内でとても良かったですよ。
チェックインしたら早速チェンライ市街の散策開始です!
歩いて3分、クロックタワーの前になんとネコカフェがありました。
しかも日本と違って中で食事も可能です。
タイ人はもちろん観光客も入っていて新たな人気スポットのようでした。
近くのすごく雰囲気がいい秘密基地みたいなゲストハウス。
画像が暗いですがとてもおしゃれなバー。
チェンマイもそうですが、チェンライもとてもおしゃれなカフェやバーが多いように感じます。
運転手を待っているワンちゃん。
駅前のフードセンター。
もう夕方5時ですがまだ誰もいません。
全体的に画像がくもって見える原因は野焼きによるヘイズ(煙害)です。
以前よりヘイズによるPM10(粒子状物質)で街中の空気が危険域に達しているという報道がありましたがかなり深刻のようです。
街全体がくもってみえます。
少し歩くと週末マーケットが開催されていました。
サボテンの屋台。
通り沿いの公園ではステージが設置され催し物があるみたいです。
テーブルと椅子もあり食事をしながら楽しめるようになっています。
気になったタイラーメン?
名前がわからないのですが麺とスープが選べます。
麺は春雨タイプ、スープはグリーンカリーを注文。
野菜も乗せ放題で40Bです。
ここのグリーンカリーもまた違った味で美味しかったです。
ちょっと気になった初めて見るマルベリー。
ジュースが一本12Bだったので試しに飲んでみました。
甘酸っぱくラズベリーとはまた違った香りで初めての味。
公園に戻るとイベントが始まっていました。
音楽に合わせてみなさん踊って盛り上がっています。
ここは30分70Bの屋台マッサージ。
チェンライの焼肉屋さん発見。
日本の七輪と似ています。
ガラガラだったフードセンターも地元の人でいっぱいになっていました。
有名なクロックタワーは午後9時になると金色から色が変化していきます。
ぜひ動画でご覧ください。
繁華街にも行ってみました。
ただまだソンクラーン休日で人も少なく店も半分くらい閉まっています。
夜になるにつれてだんだん人が増えてきそうな雰囲気もありましたが、歩き過ぎて疲れていたのでビールを一杯だけ頂いてホテルへ帰って就寝です。
ホテルの朝食。
パン、コーヒー、オレンジジュースのみのセルフサービス。
この旅行でだんだん太ってきたので、食後30分歩いてマンラーン王の銅像に向かいます。
マンラーン王はラーンナー王朝の創始者でクメール人やモン族を排除し現在のタイ北部の基盤を作ったと言われています。
夜はライトアップされるそうです。
帰り道バイク屋が何軒かありましたが、どの店頭展示バイクもすべて鍵がついたままでした。
チェンライの治安の良さを感じます。
お昼はホテル近くの前日から気になっていた食堂へ。
北タイ名物カオソーイ40B。
あともう一品、どうしても気になった北タイ名物カオラーオ40B。
豚のホルモン煮込みですが全く臭みはありません。
これも初めて食べる味、めちゃくちゃ美味しかったです。
とくにこの厚みのあるレバーのような食材は、とろけるような柔らかさで絶品でした。
しかし後から分かったのですが、これは「ルアッ・ムー」というもので原料が豚の血であることを知るとちょっと複雑な気持ちに。
午後ホテルをチェックアウトしてチェンマイに戻るためバス乗り場へ向かます。
チェンライではバスチケットは整理券なしで直接窓口で買えます。
グリーンバスの料金は行きと同じ166B。
しかし当日バスチケットを頼んだらなんと5時間待ち。
前日来た時に購入しておくべきでした。
しかも出発は少し離れたバスターミナル2。
バスターミナル1からバスターミナル2の行き方を確認すると切符売場のすぐ横から専用ソンテウが出ているとのことでした。
料金は10B。
知らずにトゥクトゥクに頼んでしまうと100Bかかるので注意して下さい。
専用ソンテウはすでに満員で後ろでポールを持って立っている人の横に乗せてもらいました。
バスターミナル2までは距離約7km、約10分で到着です。
とても広くいくつか売店もあります。
まだ時間がたっぷりあるのでチェンライ観光地人気NO1のワット・ロンクンに行くことにします。
ワット・ロンクンはバスターミナル2より更に南へ7kmぐらいのところにあります。
バス乗場の人からトゥクトゥクだと100Bかかるので急がないなら前の大通りにでて流しのソンテウを利用すれば20Bで行けると教えてもらいました。
早速、大通りに出てソンテウ待ちです。
15分位待ちましたが無事ソンテウに乗せてもらいワット・ロンクンに到着です。
乗る前に行先を伝えたので車内ブザーを押さなくても止まって教えてくれました。
ワット・ロンクンは白いお寺として有名ですが、なぜかテーマパークのような感じです。
地獄から悪魔の口に入ったところが本堂。
中の撮影禁止ですが、いろんなヒーローの壁画があります。
その中には、なぜか日本のセーラームーンも描かれています。
休憩所の椅子。
木を削って作られていてとてもおしゃれです。
この駐車禁止ポールなら誰もとめないと思います。
フードセンターもあります。
価格も40Bと観光地なのに良心的。
帰りにワット・ロンクンの前に止まっているトゥクトゥク運転手にバスターミナル2までの料金を聞くと200Bとのこと。
高すぎです。
いつものように日本語で「おぬしも悪やの~」と笑顔で伝え、やはり帰りも流しのソンテウを待つことにします。
再び大通りまででてみるとタイミングよくすぐに来ました。
もちろん料金は20B。
わざわざ反対車線のバスターミナル2まで入ってくれてとても良かったです。
時間があったのでバスターミナル内を散策。
トゥクトゥクのワット・ロクソンまでの正規料金は100B。
バスを待つ少女のディバッグからピストルのようなものが…。
気になります。
定刻にバスがきて出発です。
行きと違って2階建てバス。
途中で1回トイレ休憩。(行きは休憩がなかったです)
そのあと峠道を走行中、車内に野焼きの煙が入ってきてめちゃめちゃ臭くなり、思わずほとんどの乗客がタオルや衣類をマスク替わりにするハプニングも発生。
更にチェンマイ直前で大渋滞にも遭遇。
結局到着は50分遅れで20時30分。
バスターミナルからは人がいっぱい乗ったソンテウに乗車。
料金はターペー門まで20Bでした。
たった1泊のチェンライへの旅ですがチェンマイ以上に素朴でやさしいタイにふれることができました。
観光地も少なく、ヘイズ(煙害)にも悩まされましたがまた行ってみたい街の一つです。
国境に近い北の町チェンライ、おすすめです!
「プーケットから寝台列車でチェンマイへ!!タイ最大のソンクランは予想より100倍楽しかった! 」旅行記、最後までご覧いただきありがとうございました。
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