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④タイ最大!!チェンマイでのソンクラーンは予想より100倍楽しかった!

タイ最大!!チェンマイでのソンクラーンは予想より100倍楽しかった!

ターペー門

ソンクラーンとは、タイのお正月のことで太陽の軌道が12ヶ月の周期を終えて新たに白羊宮(牡羊座)に入る時を祝うものです。

もともとソンクラーンは仏像や仏塔へさらには家族の年長者などの手に水を掛けてお清めをするという伝統的な風習だったそうです。

近年はそれが転じて街の往来で通行人どうしが水を掛けあって楽しむ水掛け祭りとして知られるようになりました。

期日は毎年だいたい4月13・14・15日の3日間に行われます。

もちろんこの期間はタイの祝日になりますので地方から働きに出ている人々は一斉に帰省します。

 

バンコクは王宮周辺を中心にいくつもの観光スポットで催しものが行われ人気のワット・ポーでは、タイ北部・東北部・中央部・南部、それぞれのソンクラーンの祝い方デモンストレーションが開催されています。

 

出稼ぎの多いタイ最大歓楽街パタヤでは帰省した従業員が戻ってくる17日から少し遅めのソンクラーンが始まります。

 

また全世界から観光客がこの水掛け祭りのために集まりその数は年々増えてきているそうです。

 

バンコク カオサンなどタイ人以上に観光客が多く集まり盛り上がっているところもあります。

 

そんな楽しいお祭りのことは以前よりタイの友人から聞いて知っていたのですが、なかなかその4月中旬に休みを取ることができず、参加する人を羨ましく思っていました。

 

そして今年ついに初参加です。

でもその楽しさについては十分わかっているつもりでしたが、いい大人が水掛け祭りで本当に楽しめるのか?と正直半信半疑でした。

しかし参加してみて予想を遥かに超える楽しさを実感し我を忘れて年甲斐もなくはしゃぎ心の底から笑うこともできました。

たぶん日本で同じお祭りがあれば普段のストレスから解消されもっと笑顔の人が増えると思います。

嫌なこともどうでもよくなる位楽しく発散できます。

 

しかしその楽しさとは??

自分自身がそうであったように、実際に体験してみなければ味わえない楽しみです。

 

人種年齢を問わず全ての人が、無心になって楽しめる水掛け祭り!

ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか?

 

2016年4月12日

チェンマイ

ソンクラーン前日、寝台列車でタイ最大の水掛け祭りと言われるチェンマイに到着。

サバイハウス

ホテルはAgodaで予約したサバイハウス。

一泊一室税サ込で2,034円。

部屋は清潔でとても快適。

ナイトマーケットや繁華街も徒歩圏内でホテルの前にレンタルバイク・自転車屋もあります。

 

ホテルに荷物を置いたら早速周辺散策に出発です。

明日からのソンクラーンに向け武器(水鉄砲)も調達しなければなりません。

ソンクラーン前日ですが念のためiphoneは事前にAmazonで購入した防水ケースに入れておきます。

まずは腹ごしらえ。

チェンマイ食堂

近くのローカル食堂。

チェンマイ

パッタイの太麺に卵のせとソーダで80Bでした。

タイ料理はほんとにどこで食べても美味しいです。

 

食後、有名なターペー門に向かって歩いて行きます。

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道沿いには水鉄砲屋さんがいっぱい。

とりあえず初心者なので控えめに小さめの1.5リットルタンク付を購入。

ちゃんと水をタンク満タンにしてから渡してくれます。

 

また途中の寺院ではイベントらしくペットボトルの水を無料で配っていました。

ありがたく頂くと初めて背中から水掛けの洗礼が。

いきなりでびっくりしましたがお清めなのでお礼を伝えます。

 

更に歩いて行くとターペー門周辺ではソンクラーン前日というのに既に水掛けが大々的に始まっています。

 

ここでソンクラーン(水掛け祭り)の注意事項について簡単に説明させて頂きます。

 

①ソンクラーン中は水を掛けられても絶対に怒ってはいけません。

本来お清めの水なのでとてもありがたいことなのです。

②ソンクラーン中の水掛けによる損害賠償はタイ法律により一切認められません。

携帯やパソコンにバッグなどを持ち歩く場合は、必ず水を掛けられますので、防水ケースなどに入れる必要があります。

水を掛けられて壊れてもすべて自己責任です。

③ソンクラーン中は、お坊さん、お店、食堂、屋台、バスやタクシーの車内への水掛けは禁止です。

例外としてソンテウやトゥクトゥクは車内への水掛けが禁止されていないので水を掛けられる目的で乗る人が多く中まで水掛けされてしまいます。

また明らかに水を掛けてはいけないと思える人に対しても同様で、基本無礼講ですがタイ人も空気を読んでいます。

ただし外国人は問答無用です。

大きな荷物を持っている人でもおかまいなしでずぶ濡れにされてしまいます。

したがってこの期間中ホテルなどへ荷物を持っての移動は濡れないタクシーが不可欠となります。

この日の動画その1です。

ターペー門

ターペー門

今回のソンクラーンは3日間。

でも前日からだんだんと始まるみたいなので気を付けてください。

ただ今年は水不足のため前日を含め各日午後8時までとなっていました。

 

ターペー門近くですでにずぶ濡れになり仕返しにさっき購入した水鉄砲で応戦しますが容量とパワーがなくてまったく話になりません。

そうです、へんに遠慮せずにでかいのを買っておくべきでした。

さらに街の外堀沿いを歩いて、バーの立ち並ぶ繁華街の通りへ移動です。

 

 

ソンクラーンの楽しみかた

 

まず水を掛けられても気にならない服装になります。

応戦用の水鉄砲(大きいほうが良いです)などを用意します。

もちろん財布や携帯は防水ケースに入れることも忘れずに。

またこれらは現地の屋台でも比較的安く販売しています。

準備ができたら参戦です。

自分で歩いて街を回る方法

どこかの店で一緒にする方法

トゥクトゥクをチャーターして通りを回る方法

ピックアップトラックに頼んで乗せてもらう方法などがあります。

どのパターンでも楽しそうです。

この日の動画その2です。

途中のバーでビールを飲みながら楽しんでいるとついに購入したばかりの小型水鉄砲が崩壊。

だんだん水の勢いがなくなっていくように感じていたのですが・・・。

激しくポンプをいじり過ぎたみたいです。

 

仕方なく新たな水鉄砲(今度は大型タイプ)を買いに街中のマーケットに向かいます。

 

新しく購入したのは3.5リットルタンク。

ただ背中に付属タンクを背負う大容量タイプを購入する強者もいます。

 

購入後繁華街通りに戻りバービア(オープンバー)街にあるスポーツバー軍団に入れてもらうことにしました。

普段は普通のバーですがソンクラーン中は家族総出で水掛け参戦です。

ソンクラーン

かわいいお嬢さん(ママさんの娘さん)も頑張っています。

ソンクラーン前日でしたがお達しの通り午後8時に終了です。

明日のソンクラーン本番は午後2時からバーを開けて戦いが始まるそうです。

 

その後バーでゆっくり飲んで明日また一緒に戦う?ことを約束してホテルへ帰ります。

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帰る途中で食べたグリーンカレー60B。

お店毎に味が異なりここもとても美味しかったです。

 

2016年4月13日

ソンクラーン当日。

ホテル前で自転車を借りて(50B)チェンマイ駅に向かいます。

帰りのバンコク行寝台列車を購入するつもりだったのですが、駅窓口で確認すると残念ながら18日まで満席。

購入できませんでした。

追記:2019年1月現在、ネットでの購入可能です。

ソンクラン

駅からターペー門の通りはメインストリート。

ソンクラーンの行事やパレードが始まっていました。

しかしあらゆるところに水掛け部隊がいて自転車ごとずぶ濡れです。

ソンクラン

午後2時に昨日のバーに出陣。

お世話になった軍団はバーの家族が5人従業員が3人お客のアメリカ人3人、カナダ人2人と自分で総勢14名です。

しかしいきなり大問題が発生。

朝から町全体で水を使用するため、早くも水道水が底をつき蛇口から水が出てこなくなったのです。

断水です。

そこでバーのママさんが知り合いの業者に頼んで水の手配をしています。

ソンクラン

すると大きな水の入ったドラム缶がリアカーバイクで何度も運ばれてきました。

数人がかりで大型バケツに移します。

一つのバケツがたぶん150~200リットル入っていると思われますが、なくなるのには30分要しません。

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バーの前を通る人やトゥクトゥク、荷台に人が乗ったピックアップトラックにひっきりなしに水掛けが続きます。

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本当に皆さん楽しんでいます。

ソンクラン

また水掛け用のバケツの中には大きいな氷の塊が入れられていてとても冷たい氷水なっています。

これを掛けた時のリアクションはほんと最高です。

あっという間に午後8時。

ソンクラーン初日終了。

しかしソンクラーンは

最終日に向けてどんどん激しさを増していくようです。

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晩御飯は屋台のパッタイ50B。

ピリ辛がビールに良く合います。

 

2016年4月14日

今日の寝台列車でバンコクに戻る予定が空席がなくこのままチェンマイ滞在継続です。

 

次に予約したホテルへの移動は荷物もあり水を掛けられないタクシーが安全なのですが、近い距離なのでグーグルマップを見ながら水掛けポイントをさけて歩いて向かうことにします。

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無事濡れずに予約したホテルに到着。

ロメナグランドホテル。

Agodaで一泊一室朝食税サ込で2,664円。

ここも部屋が清潔で快適。

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近くのローカル食堂で昼食。

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おかず2品とライスで45B。

おかずを選ぶこのスタイルが大好きです。

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そして再びバーに向かいます。

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ターペー門前に比べると人は少ないですが、それでもほとんど途切れることなく十分楽しめます。

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次々に運ばれてくる氷の塊。

凄い量!

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夕方になってもとても賑やか。

水掛けしてはビールを飲む。

そんなことを繰り返して午後8時です。

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帰りにターペー門によってみるとステージが設置され華やかなショウと共に大勢の人で賑わっていました。

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コンビニ前を屋台の食堂が占拠してます。

日本ではありえませんがタイでは当たり前。

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バーで差し入れをいっぱい頂いてお腹がいっぱいなのでデザートにバナナはちみつバターのチョコレートトッピングクレープを購入。

30Bとタイでは少し高めですがとても美味しかったです。

 

2016年4月15日

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ホテルの朝食バイキング。

ちょっと太ってきたので気持ち野菜多めにチョイス。

 

今日もせっかくのチェンマイ滞在なので他の気になるホテルに変更です。

また移動は水掛けに巻き込まれないように細い道を歩いて行きます。

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ホテルはバーンナムサイホテル。

Agodaで一泊一室税サ込で1,803円。

豪華ではありませんが入ったとたんまるで我が家のように寛げる感じがしました。

 

ソンクラーン最終日

またまたお世話になっているバーに向かいます。

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通りは相変わらず人がとても多く賑やかです。

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ソンクラーン最終日のまとめ動画。

 

また今日は遠方からきていると思われるピックアップトラックやバイクで街を回るタイの人が多く見られました。

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子供たちもほんと楽しそう!

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今日も差し入れが次々出てきてビールが進みます。

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バーのママさんのお子さんがとてもやんちゃで元気で可愛かったです。

結局前日を合わせて4日間、最高に楽しいひと時を過ごすことができました。

水を掛けるほうも掛けられるほうも笑顔が絶えません。

バーの軍団の皆様にも本当にお世話になりました。

ありがとうございます。

また今回はほぼ一か所に留まってビールを飲みながら楽しみましたが、今度参加する時はトゥクトゥクで回る水掛けも挑戦してみたいです。

 

帰りに旧市街にあるホテル近くのバーが集まっている一角に行ってみると周りの静けさからは想像できないくらい大勢の人で賑わっていました。

バーとバーの通路に人があふれ出し音楽も鳴っていてクラブのようになっています。

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ソンクラーン最終日としてお約束の水も降ってきます。

昼間は静かでおしゃれなカフェが建ち並ぶ街ですが夜にはこんなクラブみたいに賑やかに騒げる場所があったとは知りませんでした。

チェンマイほんと最高!!

 

次はさらに北の街チェンライを目指します。

つづく!

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