ハロン滞在編
2019年1月30日~2月3日
ハロン湾クルーズ
ベトナム旅行でとっても人気のある世界遺産ハロン湾のクルーズ。
ハノイからも多くの日帰りツアーが催行されています。
価格は安いツアーだと、クルーズに昼食も付いてなんと22ドルくらいから。
しかもハノイ、ハロン間は高速道路も開通したのでわずか2時間。
毎日多くの人で賑わうわけです!
今回はバイクなので直接フェリーターミナルへ行ってクルーズ申込。
場所はここ!
フェリーターミナルは陸から道路で繋がっているトゥアンチャウ島にあります。
島全体、高級リゾート開発が進んでいて多くの一流ホテルや別荘などが建設中。
道や並木も整備されていてリゾート感漂うおしゃれな雰囲気。
バイクはフェリーターミナル横に専用パーキングがあります。
午前11時過ぎに到着。
駐車料金は1日10,000ドン(48円)
フェリーターミナルの「トゥアンチャウ インターナショナル マリーナ」
ハノイからの日帰りツアーもここでそれぞれの専用ボードに乗ることになります。
中に入って受付カウンターで確認すると、個人のクルーズ受付は奥のカウンターとのこと。
こちらのカウンター。
クルーズは3時間と6時間コースですが、人気の3時間コースを選択。
一番近いクルーズは満席で次の便(約1時間後の12時30分)を予約。
12時にこのカウンター集合して船まで案内してくれるそうです。
3時間コース料金は150,000ドン(720円)
他に入域税を含む観光チケット290,000ドン(1,400円)が必要です。
このチケットはクルーズで立ち寄る観光施設の入場券にもなります。
合計約2,120円。
昼食は付いていません。
しかし金額は少し高め(日本よりは全然安い)ですが、船内で海鮮を中心としたベトナム料理を注文して食べることが出来ます。
安く済ませたい方は、このフェリーターミナル食堂がおすすめ!
目玉焼きとパンのセットが30,000ドン(144円)
ブンボー等麺類も40,000ドン(192円)とかなりリーズナブル。
またビールはこのターミナル売店や船内だと30,000ドン~50,000ドン。
ターミナル外にある徒歩2分の売店だと15,000ドンなので、クルーズにお菓子やビールを持ち込む場合はこちらがお得ですよ!
ただ外に出る近道が駐車場トイレ横なのですが、少し分かりにくいです。
乗船まで時間があるのでターミナル内を散策。
漢方薬のお店。
ヤモリの干物?
ちょっと気持ち悪いですが、ヤモリは最強万能薬として高価で取引されているそうです。
流暢な日本語を話すスタッフのお土産屋さん。
見る分には楽しめますが観光地なのでもちろん観光料金。
クルーズボートは左右の階段状の乗場に停泊。
12時にカウンターへ行くと乗客は全部で14人。
今回利用のボードは左側の乗場。
いろんな船が停泊していて、大きく新しい船だったらいいのになぁと思ってみていると…
一番小さなクルーズボート!
人数が少ないので…仕方ないですよね。
でも小さい…(-_-;)
船の1階はテーブル付きの座席で食事もできます。
座席に座ると他にも1人旅の男性がいて、話してみると日本人!
お互い日本人ではないと思っていたみたいでちょっと笑えました。
中国で働いている方で旧正月休みを利用してベトナムまで陸路で来たそうです。
しかも自分より少し年上でびっくり。
これまでの旅で出会った一人旅の方は若い人が多かったので…。
出発前にメニューが配られ料理を食べる人の注文をとりにきました。
3時間の短いクルーズなので注文はしませんでしたが、
社内旅行のようなベトナム人団体客が注文した料理は結構美味しそうでした!!
見晴らしのいい屋上オープンデッキに移動。
船はゆっくり奇岩の多い海域を目指します。
大きなクルーズ船はサンベッドもあるそうですが、のんびり景色が見ながら寛げるこのデッキ、雰囲気も良くて十分満足。
結構小さいボートと思っていましたが、周りの船も似たり寄ったりでした。
犬島
左下の岩が犬の形なんですね。
ボートスタッフの話(ベトナム語)を聞いた英語を話せるベトナム人のお客さんが教えてくれました。
360度、どこを見ても不思議な奇岩島。
この絶景に引き込まれていきます!!
ベトナム200,000ドン紙幣に描かれている香炉島。
あとから確認してみると、なるほど!
これは夫婦岩。ガイドには鶏が闘っている闘鶏岩とも書かれています。
角度によってキスしているように見えるそうです。
約1時間で出発したトゥアンチャウ島方面に船首が向いて進んでいた為、もう終わり??
と思っていたら、ここから鍾乳洞のある奇岩へ。
船着き場で降りて徒歩で鍾乳洞へ向かいます。
ボードはお客さんを降ろした後、鍾乳洞出口側の船着き場に移動して待っているそうです。
最初に買ったこのチケットが入場券になります。
チケットは12番まで記載されているので、観光施設もそれだけあるということ?。
ここだけしか利用しないのはちょっともったいないですね。
ちょうど日本人団体ツアーと同じタイミングだったので、日本語ガイドの説明を一緒に聞くことができました、
鍾乳洞はとても整備されていて足元も安全。
しかしライトアップだけでなくモーターを使って水を吹き出す演出はちょっとやり過ぎのような気も。
途中の休憩所。
鍾乳洞は2カ所あってもう一つは更にこの先。
しかしツアーの人達を含めほとんどの人は、ここで終了して船に戻るようでした。
確かに鍾乳洞はとても迫力もあって神秘的、不思議な光景ではあるものの、歩く距離が長いとちょっとしんどいですね。
それでもやっぱりこちらも回ってみて正解!
最初の鍾乳洞より天上が高く、違った魅力を感じます!
これでクルーズは終了。
あとはのんびりフェリーターミナルへ戻るだけ。
船長がチップを入れる封筒を持ってきましたが、他のベトナム観光客に確認したところ、特に支払わないということだったのでそのままに。
結局時間はちょうど3時間を少し超えるぐらいでした。
いろいろ回るというよりは、船が遅くのんびり景色を楽しむといった感じでちょうど良かったです!。
6時間コースもありましたが、それなら1泊以上のクルーズで、更におもいっきりのんびりする方が魅力的。
船での宿泊を伴うクルーズって豪華で楽しそう!!
ちなみに料金は船のレベルによって異なりますが、1泊2日全食事付きのクルーズで1人1万円くらいから。ホテルと同じようにアゴダでも予約できます。
豪華客船でも2万円くらいからあるので、いつか利用してみたいですね!!
夜、クルーズで知り合った日本人の方と夕食。
びっくりしたのは、ハロンのお店の人がみんな英語よりも流暢な中国語を話すということ。
中国との国境も近く、観光客も中国人が一番多いからかもしれませんが、最近どこに行っても同じように中国人が多いように感じます。
なんだかいつかは、他の国も今後は英語より中国語が中心になってくる時代がくるような気も…。
夕食のフォーボー!
40,000ドン(192円)
最近麺類ばっかりですが、美味しい!
翌日バスでハノイに行かれるそうなので、バス停までバイクで送っていきました!
ハロンバスターミナルの情報があまりなかったので記載しておきますね。
場所はここ!
料金は高速バス(100,000ドン)と普通バス(80,000ドン)。
ハノイからローカルバスでハロンに来る人もここに到着します!
もしハノイからバスできてクルーズ船に乗る場合、ここからのタクシー代を考えるとやはりツアーの方がだいぶお得ですね。
ハロンの街を散策!
ハロンは大きく海峡を挟んで、西側エリアのバイチャイ
東側エリアのチャオフンダオ、ホンゲイ、
そしてその間の海岸沿いのリゾートエリアと三つにわかれます。
西側エリア バイチャイ
上述のバスターミナル近く。
ホテルもありますがローカルのお店が中心。
海岸沿いのリゾートエリア
海峡を渡る2階建て観光ロープウェイ。
大規模な遊園地。
観光客向けのレストランに大型クラブもできています。
泊まるならこの周辺が夜も含めて賑やかでおすすめです!
海峡を繋ぐバイチャイ橋
日本のODA援助で作られた橋でその記念碑もあります。
東側エリア チャオフンダオ
賑やかな街ですが、海岸沿いは西側同様、高層ホテルにマンション、コンドミニアムと開発中。
既に完成住居もありますが、一部しか住んでいないようです。
隣のホンゲイへ
近くに奇岩島があって、なかなかの絶景スポット!
この辺から、地元の漁船と直接交渉してハロン湾を回ることも出来ます。
相場は1時間100,000ドンからということでした。
確かに安いですが、それならもう少し出して鍾乳洞などを含めていける3時間クルーズコースの方が良さそうですね。
街は比較的新しい建物が多く、博物館や全天候型競技場もあります。
競技場駐車場には旧正月で使用する植木展示即売会の催しが。
道沿いは新しくできた高級住宅地。
世界遺産ハロン湾をめぐるクルーズもとても良かったのですが、ハロンの街もまだリゾート開発の途中ではありますが、活気もあってとても楽しく過ごせる魅力的な街でした。
今回は4泊でしたが、もっと長期滞在したい街のひとつになりました。
ハロン湾も奥が深そう。
ハロンを拠点にもっといろいろ知られていないスポットを散策してみたいですね!
ベトナム、バイク縦断の旅も最後の行程に。
ハロンからハノイ!!
残り約150Km。