ベトナム縦断第10区間 (フエ~ドンホイ)
2019年1月27日
ここからハノイまではどこも天気が悪く、ほんとまるで雨季のようです。
目的地ドンホイも確実に雨なので道がいい国道1号線を選択。
ルートはこんな感じ。
走行予定距離は約170km。
アモナホテル前。
既に朝雨が降っていたようです。
午前9時50分出発。
ルート検索したスマホ(iPhone6)は防水仕様ではないので、ルートを確認して今日はポケットに収納。
そしてわずか10分後天気予報通り雨が降ってきました。
ダラットで購入したポンチョを着用。
荷物にもレインカバー。
しかしベトナム人の使うポンチョ(前の赤や青いポンチョ)は自分の持っているものとは仕様が違いバイク丸ごと被るタイプ。
絶対そのタイプの方が楽に着脱できて荷物までカバーできるので良さそうです。
羨ましい!
雨は降ったりやんだり、でも晴れることはなさそうな雲。
フエ市街のスタンドで一回目の給油。
結構激しく降ることもありました。
雨なので停まって写真を撮るのも大変です。
休憩は閉まっているお店の軒下。
なぜか他のバイクのベトナム人が来て話しかけてくるのですが、ベトナム語なので全くわかりません。
たぶん「すごい雨だね~」「どこまで行くの?」的な感じだと思い翻訳機は出さずに、日本語で「ドンホイまで行くんですよ」と返すとびっくりした顔の後に笑顔が返ってきました。
ドンハという小さな街に到着。
ここでちょうど半分くらい。
少し休憩して再出発。
国道1号線なので道はいいのですが、ずっとこんな風景が続いてちょっと退屈。
また国道1号線は同じ方向でも途中で分岐することが多く、片方が民家の少ないバイパスのような道になります。
周りに何も無いバイパスのような道。
ベトナムは先が遠すぎて見えない、まるで地平線まで続くような直線道路が結構あります。
日本では居眠り運転防止の為わざとカーブを作るのですが、ベトナムではあくまでも最短距離を真っすぐに!みたいです。
緊急時、飛行機の滑走路としても十分使えそうですよ!?
ドンホイまで残りあと40kmぐらいのところでやっと雨が上がりました。
ポンチョを着ていると風の抵抗が大きいので、ここで脱いで収納。
また同じ1号線の分岐点。
今回もバイパスと思われる民家の無い方を選択。
左右に砂丘がありホイアン手前の道とよく似ていました。
ここもほぼ真っすぐ。
ドンホイ手前でガソリンがエンプティゾーンに。
ちょうどスタンドがあったので2回目の給油。
そして15時。出発して約5時間でドンホイ市街に到着。
高層ビルはありませんが、とても大きな街。
ベトナム戦争で米軍に爆撃されたカトリック教会が川沿いの公園に残されていました。
宿泊するホステル「No.19 B&B」に到着。
ドンホイも観光客が少なく英単語もあまり通じない街。
それだけベトナム本来の優しい街。
ホステルはアンティーク調で1階がカフェです。
ドミトリーもとても清潔で快適でした。
また雨が降ってきたので、観光には行かず1階でビールタイム。
ホステル近くのローカル食堂で食事。
ブンボー 25,000ドン(120)円
その後、公園の屋台でおやつのベトナム風ピザ「バンチャンヌン」
ライスペーパーに具材をのせて炭火で焼きます。
ダラット発祥のグルメですが、具材は屋台によっていろいろ異なります。
1個10,000ドン(48円)。
ビールのおつまみにもぴったりです。
今回はどちらもホステル近くのお店なので場所は記載しませんが普通に美味しかったです。
ドンホイは、ホイアンもそうでしたが家々に花や緑が多く飾られていて、とても上品でおしゃれな昔ながらの街並みが続いています。
観光地として有名な鍾乳洞のツアーがあるそうですが、しばらく天気が悪そうなので今回は連泊せず、次の目的地ビンに向かうことにします。
ビンはドンホイより大きな地方都市。
またひたすら1号線!