2016年6月8日
前日、入場券を用意していなかったためアンコールワットでのサンライズを見逃すといった大失態を引きおこし今日はそのリベンジです。
バイクも電動バイクから本物バイクへ変更。
ホテル隣の商店で怪しいビンに入ったガソリン2本(US1.5ドル)入れて満タン。
準備万端!早朝5時ホテルを出発です。
昨日と違った道で行くと途中でチケット販売所がありました。
なんや近くにもあるやん!と思ったらチケット販売ではなく検問だけでした。
やはりチケット販売は、昨日の遠い場所に変更になったみたです。
予定通りアンコールワットに到着。
すでに多くの人がいます。
一番の撮影人気スポットは遺跡が聖池に映るこの場所。
更に多くの人で賑わっています。
しかし日の出時間、暑い雲に覆われ結局太陽は現れませんでした。
やはり昨日が悔やまれます。
気を取り直し昨日行けなかった遺跡巡りに出発です。
青い空が広がり天気は良くなりそう。
途中今日の夕日を見るための遺跡プノン・バケンに寄りチケット係員に入場時間を確認です。
ここでの夕日鑑賞はとても人気が高く多くの人が訪れます。
その為遺跡保護により入場制限が設けられました。
入場するには16時には来た方がよいそうです。
今日の予定は通常大回りコース(緑色)と言われているルートの後に小回りコース(昨日のコース)を逆から行って昨日行った遺跡以外すべてを回ることにします。
そして最後は夕日鑑賞!最初の遺跡はアンコールトム内にあるライ王のテラス。
変化のない石畳ですが歴史は感じます。
そしてここから昨日とは違って北側からアンコールトムを出ます。
北大門。
カンボジアらしい風景が続きます。
すこしだけ寄り道をすると素朴な集落もありました。
ブリア・カーン遺跡に到着。
西塔門。場所はここです。
アンコールワットと同じ西側が正面になります。
建物の中にも入って回れます。
プリヤ・カーンは「聖なる剣」を意味します。
かつて寺院には千人以上の僧侶が住んでいたそうです。
野生動物が多くこのエリアは狩猟禁止。
プリア・カン北門側入口。更に東側に進みます。
次はニャック・ポアン遺跡。「絡み合う蛇」という意味です。
ニャック・ポアンの入口。場所はここです。
途中うこんなところでも絵画販売。
クオリティも高い!!
2匹の大蛇によって基壇を取り巻かれた祠堂が池の中央にあります。
周りの池は病を治す伝説の湖「アナヴァタープタ」を模したそうです。
更に東側、タ・ソム遺跡。
場所はここです。
タ・ソム遺跡は12世紀末にジャヤヴァルマン7世によって作られた小さな仏教寺院。
建物は保管状態が良く修復も少ないそうです。
ガイドにはあまり載っていませんが壁のレリーフもきれいに残っていてとても楽しめます。
ここでも絵画販売。
デザイン、センスの良さを感じます。
東塔門はリエップという高木の根に覆い尽くされています。
今日の大回りコースはこの遺跡から
南側に向かいます。
道沿いに日本語でオイスカ森林公園の看板がありました。
東メボン遺跡に到着。
高さもあって比較的大きな遺跡。
10世紀に作られたヒンドゥー教寺院。
見た目からは想像できないですが当時貯水池の中心にあったそうです。
場所はここです。
二つの周壁があり三層構造の基壇になっています。
周壁の四隅には巨大な像の彫刻があり、技術の高さもさることながらどのようにしてこの高さまで移動したのかも不思議で興味が湧きます。
次の遺跡向かう道。
広大な野原が現れましたが、ほんとに自然に囲まれ周りに何もないのがよく分かります。
プレ・ループ遺跡に到着。
こちらもピラミッド式のヒンドゥー教寺院。
プレループのプレは変化、ループは体を意味し当時の火葬の名が由来と言われています。
場所はここです。
3層のラテライトの基壇上に5基の祠堂。
ここも急な階段が長く続きます。
しかし最上層からはアンコールワットと一緒に夕日が見えるビュースポットとして人気があり眺めは最高です。
遺跡北側に歩きやすい階段が整備されていました。
知らずに急な石階段を上りましたがこちらからの方がおすすめです。
次に向かうのはタ・プローム遺跡。
昨日最後に行った遺跡ですが今日は逆の東門へ。
場所はここです。
西門より少し遺跡中央まで距離があります。
東側建物入口テラス。
観光ツアーではこちらの東門から入るみたいで
順路があり一方通行になっています。
やはり建物と共存するガジュマルの木には長い歴史を感じます。
人工的には作れない自然の芸術。
いくつものガジュマルの木、それぞれ趣きがあり見ていて飽きないです。
午後2時。さすがにこの時間はツアー団体客でいっぱいです。
遺跡の中ではたびたび前が詰まって進むのに時間がかかりました。
見学を終えてキンキンに冷えたコーラ。
この暑さビールが飲みたいところですがコーラでも十分満足!
そして大回り小回りコース共通、最後のポイント、バンテアイ・クディ。
場所はここです。
12世紀末アンコールトムを作ったジャヤヴァルマン7世により作られた仏教寺院。
バンテアイ・クディは「僧侶の砦」という意味です。
入口の石畳テラス。
中にも石畳の通路が続きます。
また多くの僧侶が住んでいたこともあり
瞑想部屋と思われる場所が多く見られます。
バンテアイ・クディから道を挟んで正面にあるスラ・スラン遺跡。
周りには何もありませんが本来前方に水が溜まっていて日の出ビュースポットとして人気があるそうです。
これで大回り遺跡巡りは終了。
やはりパワーのあるバイクはとても快適。
気を遣うことなく自分のペースでゆっくり回れるのも良かったです。
残すはサンセットをアンコールワット遺跡群の中で一番の高台にあるプノン・バケンで見ることです。
少し時間があるのでその前にサンライズの時に気になった気球を調査です!