バガンでガイドにはない幻の遺跡ピャッタジー・パゴダPya tha da Pagodaを目指す!
ニューバガンからミン・ナン・トゥ村へGO!
2015年11月17日
ホテルをチェックアウトして荷物を預けたら今日は昨日行くことができなかった「ピャッタジー・パゴダ(Pya tha da Pagoda)」を目指すことにします。
そこはバガン原野のほぼ中心にあり、主用道路からはずれ細い砂や土の道を進んで行くことになります。
場所はここです!
ガイドブック「地球の歩き方」には載っていませんが、ホテルでもらった地図には小さく載っています。
またネットではトリップアドバイザーには載っていて穴場的な存在として紹介されていました。
今日の愛車はこれ。
ホテルすぐ横の屋台のようなお店で6時間5,000K(500円)と格安。
しかも受付はレンタルなのにパスポート等の提示もなく料金の支払いだけです。
日本ではありえない対応にミャンマーの治安の良さを感じました。
まずはホテルのあるニューバガンから空港方面に走ります。
交通量も少なく、風をきるように走る電動バイクが超快適です。
各遺跡の前や道の途中に「NAGATA」と書かれた案内板があります。
これはミャンマーにも展開している日本大手の長田広告株式会社がバガン遺跡を「綺麗で親切」な観光地にしたいという思いで地域貢献として設置されたものでした。
まだ道路が整備されていない広大な原野で地図を見ながら現在地が確認できるこの案内図は旅行者にとってとても便利なものでした。
「ダマヤッズィカ・パヤー」
台座が3層の五角形になっているのが特徴だそうです。
バガンビューイングタワーの看板が見えてきたので左折してミン・ナン・トゥ村方面に向かいます。
バガンビューイングタワー。
バガンで一番高い建物で展望レストランもありますが、入場料がUS$10(1,200円)だったのでそのままスルーです。
駐車場には車がなく人の気配もありませんでした。
地図にもガイドにも載っていない、とてもりっぱな遺跡が道の左右にどんどん出てきます。
ミン・ナン・トゥ村に到着しました。
食堂があったので休憩です。
電動バイクなのでビールを我慢して、しかたなくコーラ1000K(100円)を頂くことにしました。
ちなみに街中でコーラは300K(30円)です。
食堂のお姉さん。
村の見学ツアーもしているそうです。
中心に学校もあり、子供達の笑い声が聞こえてきます。
携帯電話はしっかりつながります。
グーグルマップの現在地もとても正確。
道は更に細くなります。
砂道もありハンドルをとられることもしばしば。
シンピューシン寺院
「シンピューシン寺院(Sinbyushin Monastic Complex)」
ここは看板はありますが、地図やガイドには載っていません。
ピャッタジー・パゴダ(Pya tha da Pagoda)
ピャッタジー・パゴダ(Pya tha da Pagoda)が見えてきました。
入り口には屋台食堂があります。
しかし観光客は少なく5人しかいません。
隣ではのんびり畑で作業をしている地元の人もいます。
細い階段を抜けるとその先はさらに外壁の階段。
手すりも何もないのでちょっと怖いです。
屋上は寺院には珍しく平坦でとても広く、360度パノラマの景色が最高に癒されます。
原野の中心に位置することもあり夕日がとてもきれいに見えることも容易に想像できます。
更に上に登ることもできます。
十分に幻の遺跡を満喫したら、次はこのまま原野を横断してオールドバガン方面に行くことにします。
ただやはりここに夕日を見にきた場合は砂地で細く真っ暗になると予想される今来た道を戻るのはちょっと怖そうです。
スラマニ寺院
細い道から急に広い道に変わりスラマニ寺院に到着です。
観光客も多く賑わっています。
ここには清潔な公衆トイレもありました。
料金は200K(20円)。
しかも水洗トイレです。
内部の壁面には漆喰を塗った上に水性絵の具で直接描かれた美しい絵(フレスコ画)があります。
スラマニ寺院からすぐ近くのダマヤンヂー寺院。
バガンでは最大の寺院。
夜に幽霊が出る?ことでも有名らしいです。
また大型ツアーバス用の駐車場もあり多くの観光客で賑わっています。
伝統の操り人形が大量にぶら下がっています。
ここで予定していたバガン遺跡巡りは終了です。
午後8時のバスでヤンゴンに帰るためホテルに戻る時間になりました。
タクシーを午後6時半ホテルに依頼しています。
ダマヤンヂー寺院からオールドバガンへの道は、砂道ですがバスも通るのでとても広く快適です。
オールドバガンからも道が舗装されているので、もしサンライズやサンセットでピャッタジー・パゴダ(Pya tha da Pagoda)だけを目的に行くのであれば、東側の細い道の続くミン・ナン・トゥ村経由ではなくこの西側オールドバガン方面から行く方が安全で早そうです。
バイクを返却して近くの屋台でビールタイム。
1,000K(100円)
サービスのピーナッツ。
塩加減がちょうど良かったです。
ビールを飲んだら少しお腹が減ってきたので、昨日晩御飯を食べたミャンマーレストランで遅めの昼食です。
お腹はいっぱいになりましたが、一日電動バイクで走っていたので体が土と汗でベトベトです。
ホテルに戻ってフロントにシャワーだけ使わせて欲しいと依頼すると快く応じてくれました。
それもそのはず、実は1階ロビーの共用トイレは個室で少し広くシャワーとタオル付きだったのです。
もちろん無料です。
シャワーが終わるとちょうど依頼していたタクシーがきました。
バスターミナルまでの料金は10,000K(1,000円)。
HISでもらったメモには目安として5,000Kと書いてあったので確認してみるとバスターミナルが新しく空港近くに移転し以前より遠くなったからということでした。
JJバスでヤンゴンへ
バスターミナルに到着。
先日ヤンゴンから到着時は暗くてわからなかったのですが結構広いです。
タクシー正規料金表の看板がありました。
バスターミナルからホテルのあるニューバガンまでは小型タクシー料金で7,000K(700円)。
やはり早朝到着したときのタクシー運転手が言っていた料金20$(約25,000K)は相当高額料金(ぼったくり)ということでした。
バスが定刻直前にやってきました。
行きと違ってモニター付きです。
シートも3列でとても広く快適。
ぐっすり寝ることができました。
翌朝ヤンゴンのバスターミナルに到着すると、またもや大量の悪徳タクシー運転手が声をかけてきます。
市内までの料金を聞くと20,000K。
「おぬしも悪やの~」と日本語で笑顔で断り、その先の路地に来たタクシーと交渉。
料金は7,000K。
いい運転手です。
あっという間の2日間。
バガンの絶景にただただ癒される旅となりました。
世界遺産にはまだ登録されていませんが遺跡の規模も世界一です。
ゆっくり馬車をチャーター(1日約3,000円)するのも楽しそうです。
この絶景、これからの人生できっとプラスになる体験になると思いますよ!!
バガン!おすすめです!!
つづいて古い日本車両が走るミャンマーヤンゴン環状線をお伝えします!