ベトナム縦断第11区間 (ドンホイ~ビン)
しばらく投稿が滞ってしまいました。
実は帰国翌日(2月22日)高熱が発生。
検査するとなんとデング熱!
直接、他の人には感染しませんが隔離病棟に緊急入院です。
再びクレジットカード付帯海外旅行保険を利用することになるとは思いもよりませんでした。
実際に感染するまで知らなかったデング熱は、まだ治療薬のない危ない感染病!!
この話は、またのちほど詳しく記載したいと思います。
それではつづきの2019年1月28日の旅行記から。
今日も天気予報は雨。
まだ降ってはいないものの空には暗く重たい雲が見られます。
せめて曇りのまま続けばいいのですが…。
ホステル一階は、おしゃれカフェ。
残念ながらフードメニューはありません。
なのでホステルの正面にある地元の人で賑わう食堂で朝食です。
ブンボーフエ専門店。
ブンボーはベトナム中部の定番朝食。
酸味の効いたあっさりスープは胃にもたれることもなく、朝食べるにはちょうどいい感じ。
料金は25,000ドン。(120円)
ホステルに近いので利用しましたが、大正解!
ほんと美味しかったです!
しかし食べ終わるころ、ついに雨が降り始めました。
バイクに積んだ荷物にカバーをかけてポンチョを着ようとすると脇下に大きな穴。
どうやら昨日の走行中に風で破れたようです。
予備のポンチョ(使い捨ての小さなもの)も買っていたのでそちらを着用。
今日の目的地はビン。
ビンは比較的大きな街ですが、いざ調べるとホステルがほとんどありません。
また縦断の疲れも少し出てきていたので、贅沢にこの旅初めての中級ホテルに宿泊することにしました。
といっても1泊の宿泊費は朝食バイキング付きで約1,800円と格安!(*´з`)
そしてルートは雨を考慮して再び1号線。
距離は202Kmで所要時間は約4時間。
午前9時、小雨の降るなか出発です!
幸いなことに出発してわずか10分で雨がやみました。
とりあえずポンチョを脱いでバッグのポケットに収納。
こんな空模様ですが雨さえ降らなければ、タイヤが滑ることなく走行ができるので安心。
途中なぜかポツンと街の名前が書いてあるモニュメント。
道中、たまに不思議スポット(なぜそこに?)が見られます。
開発のシンボル?
海岸沿いの道。
晴れるときっときれいな海岸が見渡せる気持ちいい道のようですが、今日は海も荒れ模様。
残念!
このドンホイからビンへのルート、東側1号線ルートは、感動するような景色ではありませんがとても道の状態が良く快適に走行できます。
また有名な観光スポットではありませんが、西側ルートだとフォンニャケハン国立公園やケゴー自然保護区等、手付かずの自然が残るオフロードや山岳ルートを走ることもできます。
もう少し天気のいい時期ならそちらを選んでいたのですが…。
有料道路に入ると少しづつ晴れ間が広がって、いつの間にかこんな気持ちいい空に…!
やっぱり晴れると最高!
ただ気持ちいい空はほんのひと時で終了。
再びどんよりとした雲空に。
パラソルも設置されたビーチ。
この辺はまだシーズンオフで少し閑散としていました。
先が見えなくなるほどの直線道路のパターン。
海岸側は大規模な工業地帯のようです。
その近くの開発エリア。
ベトナムは効率的にインフラから開発整備が進められますが、ここまでのエリアを含めてその規模が広すぎることもあって、最終的な完成形は想像できないです。
まるでベトナム全土が開発中のようなこの勢い、ほんとすごいです!
建設途中の建物も多すぎ。
どこかで見た道。
同じセリフですが、ほんと1号線は同じ景色の繰り返し。
果てしなく続く農業道路。
なんかベトナムっぽい感じでパシャリ!
途中のハティンの街。
ポツンと高層ビル。
このランドマーク的存在は五つ星ホテル「ヴィンパールホテルハティン」
有名観光地でもないこの街に、なぜこの高級ホテルがあるのかはわかりませんが、この時は宿泊費も割引価格でなんと3,500円(朝食付)ほど。
ヴィンパールグループのホテルにこの価格で泊まれるなんてめちゃめちゃ魅力的ですよね。
当初ここでの宿泊も考えたのですが、距離的に中途半端だったので諦めました。
あとからちょっと後悔。
やっぱりその価格で泊まれるなら宿泊しておけば良かったです!
街中心部はとても開けていますが交通量は少なく閑静で上品な雰囲気。
ハティンからビンまでは残り約1時間。
川の左先にビンの街が見えてきました。
アヒルの養殖場は道沿いに多く見られますが、ここは放牧。
なんか穏やかでいいですよね。
午後2時。結局5時間かけて目的地ビンに到着。
今日泊まるホテル「テッコスカイホテル&スパ」
部屋も清潔で十分!!
オープンカフェもあっていい雰囲気。
翌日の朝食バイキング。これで1泊1,800円はほんと良かったです!
ここビンも海が近く、きれいなロングビーチと海鮮料理屋に人気があるそうです。
しかしシーズンオフということもあり今回は宿泊のみ。
そこで歩いて調査した穴場食堂をご紹介します!
生ビールが5000ドン、なんと24円!のお店!
「Quán Bia Chị Hương」
場所はこちらです!
英語は単語も通じませんが、スマホのグーグル翻訳を使って注文。
メニューもあったのですがグーグル翻訳カメラ機能を利用してもよく分かりませんでした。
とりあえず無難にブンボー30000ドン(144円)を注文しましたが、定番でもあり普通に美味しかったです!
何よりも生ビールが1杯24円。
ついついおかわりして4杯。
明るい時間から飲みすぎてほろ酔いに!
お店の女将さんもとてもフレンドリーで居心地も良かったです!
少し分かりにくい場所ですがビール好きにはたまらないお店。
昼からローカル呑む平で賑わう穴場、おすすめです!
この後ポンチョが破れていたのでワークショップみたいなお店で新しく購入。
もちろん以前より気になっていたベトナム人がみんな使っているバイクごと丸かぶりの大型ポンチョ。
これです!!
大きさと生地によって価格が違いますがこれは一番大きいサイスのもの。
価格は150,000ドン(720円)
前回購入したポンチョの3倍の値段ですが生地はとても丈夫。
バイクごとかぶって使用するため、ちょうど透明部分がライトの前かぶさります。
また二人乗りでも大丈夫!
背中には後ろに乗る人も頭が出せるようになっているのです。
子供のころ、初めて傘を買ってもらって雨が降るのが待ち遠しかった時のように、いい大人ですが次の雨が楽しみです!
ビールをいっぱい飲んだこともあってホテルに戻ったら寝てしまってました。
気付けば夜。
食堂が閉まっている時間だったので屋台でまたまたブンボー。
今日朝から3食目。
でも食材を含めて味も違うので飽きずに食べられました。
部屋に戻ってサッカーアジアカップ、日本対イラン。
今大会はベトナムチームが出場していたこともあり、決勝戦までベトナムでも放送されるそうです。
結局3-0で日本が快勝!
決勝が楽しみです!
次の目的地は陸のハロン湾と言われるニンビン。