2016年8月6日(土)
予定通りハノイの街に早朝到着したため、今回はこの旅で気になっていたベトナムコーヒーについて調査したいと思います。
ベトナムは世界第2位のコーヒー豆生産国(1位はブラジル)でもあり街中にも多くのコーヒー豆販売店、喫茶店や屋台カフェがみられます。
そして多くのベトナム人が朝から道端の屋台カフェや喫茶店などに集まりコーヒーを楽しんでいるのもよく目にします。
しかしその「ベトナムコーヒー」日本とは全く違った焙煎抽出方法で作られるため、とても濃く香りも強くなぜかブラックでも甘く感じます。
またその濃いコーヒーに更に甘いコンデンスミルクを入れて飲むのが定番です。
そしてコーヒーの横に置かれている謎のお茶。
気になります。
ベトナムでは、なぜ日本とは全く違った濃くて甘いコーヒーがそんなに好まれるのか?
そんな疑問を持ちながらハノイ一帯をくまなく歩き一番地元の人で賑わうカフェで飲んでみることにしました。
それがここです。
店の左右に椅子が広がり常時40~50人位のお客さんで賑わっています。
わざわざバイクでコーヒーを買いに来る人もひっきりなしにやってきます。
お店の名前は番地名「cafe39TA HIEN」
場所はここ。
早速注文です。
もちろん定番のミルク入り。
価格は17,000VND(85円)
独特の焙煎抽出された濃いコーヒーがコップに入ります。
お決まりのコンデンスミルクを後から投入。
めちゃめちゃ甘くて濃いコーヒー!
アイスでも香りがよく以前飲んだものと一緒。
氷がとけてもあまり変わらないくらいめちゃ甘です。
…と思って隣の人を見るとコーヒーの横に謎のお茶が??
他の人も一緒です。
お店の人に確認すると、このお茶はコーヒーを注文すると無料で飲み放題ということです。
カウンター近くに大きなボトルがあり自由に入れることができます。
備え付けのコップに入れて飲んでみました。
味は沖縄で飲んださんぴん茶(ジャスミン茶)!!
そうです!謎が解けました。
ベトナム人!ただの甘党ではなかったのです!
このスッキリとしたお茶とコーヒーを交互に飲むことによって、とても濃い味わいと香りを楽しみ、しつこくならないようにこのお茶で口直しをしていたのです。
これならこの濃いコーヒーでもコップ一杯飽きずに何度も楽しめることができます。
また1杯のコーヒーを1時間以上かけて楽しくおしゃべりしながら飲むのもベトナム流。
お茶をお替りする人や代わりに水を飲む人もいます。
お茶と同じように水もお替り自由。
コーヒーの飲み方にもこだわりがあったのですね。
実際にやってみるとなるほど!!でした。
日本のコーヒーはそれほど濃くありませんが一口ごとに味わうという点ではこの飲み方もいけそうです。
本来の味を長く楽しむこの方法ベトナムコーヒーを頂くときには是非お試しを!